今回は、最近私が気になった話を語ってみたいと思います。
ついこの前、幼児教育系の短大を卒業した女性が、決まっていた幼稚園の内定が無くなったというネット記事を見つけました。
それだけを見ると、幼稚園から内定を取り下げられる形になったのかと思ったのですが、記事の全文を読んでみるとそういうことではなかったようです。
実際には内定後の幼稚園での研修でかなりひどいいじめに遭い、精神的なことから体調を崩し自分から辞退したというものでした。
まず驚いたのは、彼女が研修中に受けた仕打ちについてです。
子どもたちを温かく見守るべき幼稚園の先生がそんなことを、ましてや同じ仕事をする仲間になる人に仕向けるなんてとても信じられませんでした。
実際、幼稚園の先生は保護者に対してはとても愛想がいいですし、そういった陰湿な部分を見せることはありません。
近々、私の子どもも幼稚園に通うのですが、そういったことが行われているような幼稚園に子どもを預けることはとても不安だと感じました。
そういったことが少ないながらも、どこかの幼稚園ではあるということです。
もしかすると、子どもを相手に親にわからない程度の嫌がらせをしているのではないかと疑ってしまいます。
子どもはとても純粋無垢で、その時期は人間形成においても非常に重要な時期です。
そんな時期に子どもたちを導き、見守るべき存在である人たちが、人の嫌がることを平気でやっているのは非常に残念なことだと思います。
いじめをするような大人の思考を修正させるのはなかなか難しいものです。
しかしそうだとしても、教員になるための学校などで、しっかり人としての道徳を教え込む体制を作った方がいいのではないかと思います。
今の社会は、大人になると道徳を学ぶ機会が無くなります。
人を平気でいじめて育ってきた大人たちは、生涯そのような生き方をして、どんどん周囲に被害を及ぼしていきます。
そんな現状を少しでも改善するためには、大人たちを再度教育する環境を作り、子どもも大人も安心して暮らせる社会作りが必要だと感じた次第です。